【マンガレビュー】『木曜日のフルット』ゆる〜いけど読み応えあり!日常系4コマ猫漫画!
『木曜日のフルット』のネタバレ控えめのマンガレビューです。木曜日のフルットは、読み応えの有るほのぼの日常ギャグ漫画です。
『木曜日のフルット』概要
項目 | 評価 |
---|---|
ジャンル | ギャグ・日常・4コマ |
雰囲気 | コミカル・ゆる〜い |
ストーリー | ★★★★☆ |
演出 | ★★☆☆☆ |
男キャラ | ☆☆☆☆☆ |
女キャラ | ★★☆☆☆ |
猫 | ★★★★★ |
木曜日のフルットは、石黒正数による日常ギャグ漫画です。週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載。 石黒正数は、『それでも町は廻っている』の作者です。
『木曜日のフルット』あらすじ
日常系だらだら猫漫画
半ノラ猫のフルットとダメ飼い主の鯨井先輩のスローライフな日々…。
ゆるゆる猫コメディー登場!!
公式ページの作品紹介より引用
『木曜日のフルット』感想
ゆる〜いけど読み応え有り
木曜日のフルットは、日常系漫画の中でも、「内容」が有る漫画となっています。日常系の4コマ漫画は世の中に氾濫していますが、中身のある日常系漫画というものはそう多くありません。
ガッツリしたストーリー漫画な気分じゃないけど、頭空っぽな日常系漫画は読む気しない…という時にはオススメですね。
スピンオフ感が心地よい
木曜日のフルットに登場するキャラクターは、作者の石黒正数さんの別の作品でも登場しています。この作品が気に入ったら、是非別の作品も読んでみると良いでしょう。
まとめ
日常系4コマの中では最高峰
木曜日のフルットは、4コマ作品の中でも群を抜いた仕上がりとなっています。読みやすく、それでいて読み応えがあるため、ストーリー漫画につかれた時の箸休めに最適です。
「それ町」ファンは必読!
【マンガレビュー】『ゴールデンカムイ』明治浪漫とアイヌ文化!不死身の軍人による冒険譚!
『ゴールデンカムイ』のネタバレ控えめのマンガレビューです。ゴールデンカムイは、明治末期の北海道を舞台にした、冒険浪漫譚です。
『ゴールデンカムイ』概要
項目 | 評価 |
---|---|
ジャンル | 歴史・文化・バトル |
雰囲気 | コミカル |
ストーリー | ★★★★☆ |
演出 | ★★★☆☆ |
男キャラ | ★★★★★ |
女キャラ | ★★★★★ |
ゴールデンカムイは、野田サトルによる漫画作品で、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載。『このマンガがすごい!2016』のオトコ編・第2位にも選ばれています。
『ゴールデンカムイ』あらすじ
冒険(バトル)、歴史(ロマン)、狩猟(グルメ)
舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。日露戦争という死線を潜り抜け『不死身の杉元』という異名を持った元軍人・杉元は、ある目的の為に大金を欲していた…。一攫千金を目指しゴールドラッシュに湧いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは…網走監獄の死刑囚達が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった!!?雄大で圧倒的な大自然! VS凶悪な死刑囚!! そして、純真無垢なアイヌの美少女との出逢い!!!莫大な黄金を巡る生存競争サバイバルが幕を開けるッ!!!!
公式ページの作品紹介より引用
『ゴールデンカムイ』感想
アイヌ文化がアツい!
ゴールデンカムイの魅力は、アイヌ文化の再現度です。アイヌ飯や狩りなどの生活を、かなり細かく再現していて読み応えがある。特に飯では、サバイバル的なアイヌの知恵が丁寧に描写されています。(おいしそう)
敵キャラが濃い
ゴールデンカムイに登場するキャラクターはどれも良いキャラをしていますが、特に敵キャラが良い感じですねー。主人公のキャラは言わずもがなとしても、敵キャラがかっこいいという事も良作の条件ですよね。
小気味の良いギャグと変顔
ゴールデンカムイの魅力の一つとして、ギャグパートでちゃんと笑わせてくてるという点があります。面白いストーリマンガでもギャグは滑っていうということは多々あると思うんですが、ゴールデンカムイは外さないですねー。
こんなにハードルを上げてしまうと笑えないかもしれないですが、そのハードルも超えてくれると信じています。
まとめ
ゴールデンカムイのストーリーは結構重かったり、バトルでもちょっとグロい描写もあったりはするのですが、あまりそれを読みにくく感じさせないような配慮が行き届いてます。とにかく読みやすい。
【マンガレビュー】『僕たちがやりました』超リアルな高校生の青春譚!
『僕たちがやりました』のネタバレ無しのマンガレビューです。僕たちがやりましたは、現実世界で起こりうる、リアルな若人の青春譚漫画です。
『僕たちがやりました』概要
『僕たちがやりました』は、ヤングマガジンにて連載の金城宗幸/荒木 光による青春モノの漫画です。
ジャンル | 青春モノ |
---|---|
雰囲気 | 暗い・リアル |
ストーリー | ★★★★☆ |
演出 | ★★★★★ |
男キャラ | ★★★☆☆ |
女キャラ | ★★☆☆☆ |
原作は『神さまのいうとおり』の金城宗幸
『僕たちがやりました』は、漫画・原作の2人による作品となっています。漫画は『ヤンキー塾へ行く』の荒木光、原作は『神さまのいうとおり』の金城宗幸です。『神さまのいうとおり』とは打って変わってリアルな現実を描いた話となっていますが、思わず一気に読んでしまう引き込まれる魅力は、この作品でも感じることができました。
リアルなタッチで描かれるダークな青春譚
『僕たちがやりました』は、現実世界を舞台に、若人の青春を非常にリアルなタッチで描いています。
『僕たちがやりました』あらすじ
ダラっとした日常
ボウリングのハイスコア更新できそうだし‥来週 けっこー観たいテレビあるし‥ツルんでるパイセンは金持ちだし‥俺の人生 希望しかないわぁ
公式ページの作品紹介より引用
上記は、『僕たちがやりました』の公式の紹介文となっています。端的かつ的確にこの作品を表しており、漫画のタイトルと合わせて様々な想像をさせる内容となっています。
『僕たちがやりました』感想
完全に前知識無しで読んでほしい作品
『僕たちがやりました』が、高校生が主人公の青春モノ漫画ということは何となくわかると思いますが、それ以上のことはあらすじからはよく分かりません。というのも、どのような漫画か説明することがネタバレにつながってしまう恐れがあるからです。
まぁそこまで言ってしまえば若干察しではあるかと思いますが、、
バランスのいい良作
『僕たちがやりました』は、少しだけダークな話となるので、苦手な方は全く受け付けないかもしれません。ですが、よく出来た話の構成やキャラの見せ方で、非常に引き込まれる内容になっています。少しでも気になっている方には間違いなくオススメできます。