【マンガレビュー】『ゴールデンカムイ』明治浪漫とアイヌ文化!不死身の軍人による冒険譚!

  • ゴールデンカムイ 

ゴールデンカムイ』のネタバレ控えめのマンガレビューです。ゴールデンカムイは、明治末期の北海道を舞台にした、冒険浪漫譚です。

ゴールデンカムイ』概要

項目評価
ジャンル 歴史・文化・バトル
雰囲気 コミカル
ストーリー ★★★★☆
演出 ★★★☆☆
男キャラ ★★★★★
女キャラ ★★★★★

ゴールデンカムイは、野田サトルによる漫画作品で、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載。『このマンガがすごい!2016』のオトコ編・第2位にも選ばれています。

ゴールデンカムイ』あらすじ

冒険(バトル)、歴史(ロマン)、狩猟(グルメ)

舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。日露戦争という死線を潜り抜け『不死身の杉元』という異名を持った元軍人・杉元は、ある目的の為に大金を欲していた…。一攫千金を目指しゴールドラッシュに湧いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは…網走監獄の死刑囚達が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった!!?雄大で圧倒的な大自然! VS凶悪な死刑囚!! そして、純真無垢なアイヌの美少女との出逢い!!!莫大な黄金を巡る生存競争サバイバルが幕を開けるッ!!!!

公式ページの作品紹介より引用

ゴールデンカムイ』感想

アイヌ文化がアツい!

ゴールデンカムイの魅力は、アイヌ文化の再現度です。アイヌ飯や狩りなどの生活を、かなり細かく再現していて読み応えがある。特に飯では、サバイバル的なアイヌの知恵が丁寧に描写されています。(おいしそう)

敵キャラが濃い

ゴールデンカムイに登場するキャラクターはどれも良いキャラをしていますが、特に敵キャラが良い感じですねー。主人公のキャラは言わずもがなとしても、敵キャラがかっこいいという事も良作の条件ですよね。

小気味の良いギャグと変顔

ゴールデンカムイの魅力の一つとして、ギャグパートでちゃんと笑わせてくてるという点があります。面白いストーリマンガでもギャグは滑っていうということは多々あると思うんですが、ゴールデンカムイは外さないですねー。

こんなにハードルを上げてしまうと笑えないかもしれないですが、そのハードルも超えてくれると信じています。

まとめ

ゴールデンカムイのストーリーは結構重かったり、バトルでもちょっとグロい描写もあったりはするのですが、あまりそれを読みにくく感じさせないような配慮が行き届いてます。とにかく読みやすい。